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フリーミッション『バベル』ACT4『青空』

153 :『バベル』第十一章(BabelHq.):2002/04/14(日) 23:42
『バベル』中央棟医務室
 
老女「アンタ、もう持たないって分ってンのかい?」
深見「そりゃあ、もう。二年どころか、今立ってるのも怪しいっていうんでしょ。
   だから、あの娘を僕につけた、違いますか?ハイウィンド女史」
老女「あの娘もいい子だからね、…逆効果になったようだが」
深見「まあ、……僕は僕一人の身体じゃなくなった訳で。
   じゃあ、これから実験に立ち会うんで」
  
『バベル』中央棟二十五階エネルギー実験管理室
研究員「これより、粒子加速器による実験を行います」
 
研究員A「いいんですかね…部外者を入れて…」
研究員B「いいんだよ。一応、スポンサーからのお達しだ。監察官だとよ」
研究員A「ですか…。O-3から独立したてですがね…別スポンサーがよくついたモンです」
研究員B「あぁ…。中入ってっちゃったよ…俺は知らない…許可されてるらしいけどよ…」
 
男はある種族の末裔とも呼べる物だった。
もっとも粗雑な模造品だが。
そしてある局面以外にはまったく役に立たない性質を持っていた。
それ故にこれまで生き延びてこれた。
彼を生み出した施設の上の方で方向転換が起こり、
平穏な中で…生きろと施設の人間が言うようになった。
それ以外の生き方など考えられるはずもない。
そして考えたくもなかった。
それ以外の自分は役立たずだからだ。 
 
男の主は言った
「由牙、君がもし、自分の生に疑問を持ち、
 そして終わらせたいのなら、僕についてきたまえ。
 少しばかり動いてもらうが、戦いの中で終わらせてやろう」
と。
 
 ―――是非もない。

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