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『木綿ネズミの海域』

1 ::2003/07/16(水) 15:13
ニュージーランド沖・・・・・・・・・
トロール漁船『洋楼丸』は、操業を終えて日本へ向かう途中だった。
乗組員は、全部で8名。
 
最初の犠牲者は、『井上』。
50歳を少し過ぎた、船内最年長のベテラン・・・・・・・・・・その『井上』が
変わり果てた姿で発見されたのは、船内の通路だった。
通路にグッタリと倒れているのを副船長の『海老原』が発見した時には、
すでに息絶えていた。
喉には、いつも『井上』が携帯していたナイフが突き立てられていた。
その夜・・・・・・・・・・乗組員達は、各々の寝床の中で冥福を祈る。
だが、それは幕開けに過ぎなかった・・・・・・・・・・・・・。

34 :『武井 泰樹』(24):2003/08/10(日) 00:36
>>33
「『米倉』と『海老原』さん・・・・・・・・・2人が奇妙なゲル状のものを口いっぱいに詰めて死にました。」 
 
と『船長』らに伝えた後、『星野』の方を向き、訊ねる。 
 
「こんな病気、あるんですか?」

35 ::2003/08/10(日) 01:44
>>34
『星野』は、少し首を傾げてから言った。
 
「分からないな・・・・・・・・・。
だが、口に付着していたのは『体液』か何かかも知れない。
体液を加熱すれば、固体になる事もあるらしい。」
 
船長の『大柳』が、それを聞いて口を開く。
 
「体液が固まるほどの『熱』を出す病気という事か?」
 
「いいえ、詳しい事は・・・・・・・・・・・・
ですが、『未知の病原体』である可能性はあると・・・・・・・・・・・」
 
『星野』の言葉を遮る様に、突然の呻き声が室内に響いた。

36 :『武井 泰樹』(24):2003/08/10(日) 01:55
>>35
「まさか・・・・・・・・・。」
 
室内を見回して、呻き声を出している人を探す。

37 ::2003/08/10(日) 15:31
>>36
振り返ると、『山下』が呻き声を上げながら床に崩れ落ちる所だった。
その隣の『飯田』は、混乱して立ち尽くしている。
 
「山下!!」
 
船長が叫ぶ・・・・・・・・・・
『山下』は、仰向けになって苦しんでいたが、すぐに動かなくなった。
カッと目を見開いたまま、紅潮した形相で口から液体を流している。

38 :『武井 泰樹』(24):2003/08/13(水) 00:23
>>37
『山下』を呆然と見つめる。

(何人死ぬんだ・・・・・・・・・・?クソッ!) 
(しかし、『この病気』は一体何だろう?急がないとみんな死ぬ・・・・・・・・) 
(特に俺は一番このゲル状と接触している。) 
(何が『この病気を』運んだのだろうか?魚か?星野さんの言う『老婆』か?) 
(何故『老婆』がこの船に?) 
 
『山下』の額に手を当てて、体温を測る。

39 ::2003/08/15(金) 01:55
>>38
「おい、触るな!」
 
『山下』に手を伸ばした『武井』を、船長が止めた。
 
「これが病気か何かだとしたら、下手な事はしない方がいい。
とにかく・・・・・・・・・・救助船に連絡してみる。
お前達は、食堂に集まって待機してろ。」
 
指示を受け、『飯田』と『星野』は部屋を出て行く・・・・・・・・・・・。

40 :『武井 泰樹』(24):2003/08/21(木) 00:47
>>39
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 
 
『山下』に向けた手をそっと戻す。
その後、食堂に向かい、着いたら待機する。

41 ::2003/08/21(木) 01:21
>>40
部屋を出た。
すでに、『飯田』と『星野』の姿は見当たらず、『武井』は1人で食堂に向かう。
 
・・・・・・・・・・・・・食堂へ向かう途中には、船員達の部屋がある。
小さいが個室になっており、出入り口は通路に面した扉が1つだけ。
『武井』は、並んだ扉を通り過ぎながら、死んだ仲間の事を思い出した・・・・・・・・・・。
それが夢なのか現実なのか、まだ実感が無い自分に気付く。
 
死んだ副船長・・・・・・・・『海老原』の部屋の扉が、微かに開いていた。

42 :『武井 泰樹』(24):2003/08/28(木) 00:08
>>41
(『海老原』さんの部屋か・・・・・・・・・・・・。) 
 
何気無く、『海老原』の部屋の扉を開いて覗く。

43 ::2003/08/29(金) 00:23
>>42
『武井』が扉を開くと、薄暗い室内で微かに物音が聞こえた。

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