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フリーミッション『賞金首達の挽歌』第7部
275 :
束の間の『シャングリラ』
:2002/09/09(月) 00:18
>>272
詠美の腕は未だに動かない。
藍子の体は人形のように力なく道路の上に転がっていた。
手足がおかしな方向に曲がっている。
服は道路との摩擦でボロボロになり、さらに彼女の血を吸って奇妙な模様を作っている。
その模様は現在進行形で広がりつつあった。
頭部を傷つけたのか、顔面の右半分が血に塗れている。
全く動かない彼女の体の中で、唯一、口だけが何かを求めるように動いていた。
「いた…い……ぃ…ゃ…たすけ……おとうさ………かあ…さん………………あず…」
壊れた笛のように、喉から声が漏れる。
藍子の数メートル先に1人の男が立っていた。
彼―相馬秋也はこちらにゆっくりと近づいてくる。
>>273
ドウンッ!
爆発にバランスを崩しつつも藍子の方へ向かう。
バキバキバキッ!
クリスタル・キーパーのいるほうから破壊音が響く。
>>274
OK,というか藍子達はすぐに見つかった。
藍子は地面に倒れている。
遠くではよく解らないが酷い怪我をしているようだ。
詠美がそこに駆け寄っている。
そこへ相馬がゆっくりと近づいている。
少し離れた場所では東がどういう仕掛けか知らないが
空を飛びながら藍子の方へ向かっている。
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