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死刑執行中脱獄進行中

1 :新手のスタンド使いかッ!?:2001/11/17(土) 18:58
街のはずれにひっそりと佇む『刑務所』。
ここの『住人』には規則正しい毎日と
変化のない退屈な日々が与えられる。
中には『それ』に耐え切れず精神を病んでしまうものもいる。
もし貴方が『能力』をお持ちなら―――考える事はただ一つだろう。
『情報』だ・・・目を通すのも良いかもしれない。>>2

27 :『バイロネイア』と『モービィ・ディック』そのH:2001/11/23(金) 21:46
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
突然、少女の声が聞こえなくなった。
イヤ―――何かが携帯電話の向こうから聞こえてくる―――
ギャリギャリギャリギャリギャリッ!!―――ドグシャァッ!!!
ボゴン!・・・・・・・・・ギャギャギャギャギャッ!!!!
  
 
 
 
派手な音を立てながら、段々と『運び屋』に近づいてくるその『車』には
見覚えがあるだろう。既に原型を留めているとは言い難かったが。
「『アタシが逃げろって言われて「はいそうですか」って引き下がると
 思ってんのかァ――――・・・・?
 うだうだ寝言言ってる暇があるんなら・・・・・
 とっとと車に乗れってんだよッ!こォのドンガメがァ――――ッ!!!!」
猛スピードで『運び屋』めがけてつっこんでくる。
「例えるなら・・・・毎朝遅刻ギリギリに登校しているネボスケ男が
 必死こいて朝食かっ食らうよォ――によォ―――!
 そのスットロイ足動かせてめェ―――『運び屋』ァ――――ッ!!」

28 :”A”『モービィ・ディック』:2001/11/23(金) 22:50
>>27
”A”の直前で『車だったもの』は停止した。
「これは‥‥『名人芸』と言うべきかな」
指を使って自分と『車だったもの』の距離を計る。約三センチ。
暫く眉根にしわを寄せて、”A”はそれを凝視した。
「まあ‥‥いいか、どうせ『乗り換える』つもりだったしな」
嘆息する”A”に、ノリコはさらに罵声を浴びせる。
「いいからサッサと乗れってんだッ、このアホがァ――――ッ!!」
ドアは酷く歪んでおり、開けるのにまた一苦労を要したがかろうじて乗り込む。
「今度からは‥‥着いて来て欲しくない時は『着いて来い』と言う事にするよ」
手早くブレーキ、アクセル等をチェックする。
「なんとか走れるか‥‥ノリコ嬢、シートベルトはキッチリ締めろよ。いつ『事故』
を起こすか解らんからな」
発進と同時に、『モービィ・ディック』を発現させると、中門での出来事をノリコに
語る。
「私とて‥‥意味も無く攻撃を受けたわけではない‥‥『モービィ・ディック』で
『追跡』するには‥‥『攻撃』され『苦難』に逢う必要があったからだ!!
今‥‥『モービィ・ディック』はヤツのいる方向を指し示している!!」
その後の言葉を、”A”は飲み込んだ。
(さて‥‥私が身動き取れなくなるのが先か‥ヤツを見つけるのが先か‥‥
時間との闘いだな、これは)

29 :”A”『モービィ・ディック』:2001/11/23(金) 22:51
>>28
追記。
現在、足(自分もスタンドも含めて)はどんな状態になっている?

30 :『バイロネイア』と『モービィ・ディック』そのI:2001/11/23(金) 23:26
『車』は何故動いているのか不思議なほどに
歪んでいたが、走行自体にはさほど支障はなさそうだった。
絶えず続く振動には閉口せざるを得ないだろうが。
「なあ・・・・さっきから思ってたんだがアンタ・・・・・」
車が再び動き出すと、少女が『運び屋』の足を見ながら
口を開いた。
「『それ』・・・・・なんなんだ・・・・・・?」
少女の顔が強張るのがわかるが、『運び屋』には
自分の足には何も異常など無いように『見えた』。
この場合『何も見えなかった』と言った方が正しいのだろうが。
極度の疲労が―――足からエネルギーが流れ出てゆくような
感覚だけが『運び屋』にはあった。
少女が『それ』を凝視していると・・・・・
『運び屋』の座っているシートが突然陥没する・・・!
「うあああッ!!しっかりしやがれッこのバカッ!!」
ハンドルをあらぬ方向へと切ってしまう『運び屋』の手を、
少女は必死に抑えつける。
「何を『連れて』来てんだッオメェ―――はよォ――――ッ!?
 『そいつ』・・・・・『動いて』やがるぞッ!!!」
『陥没』の理由は―――座席の下部分ごと『そいつ』に切断された
からのようだ。
アクセルを踏む足には既に感覚はほとんど無かった。
時速100キロを超える速度で、『車』は駅へと向かっていた。

31 :”A”『モービィ・ディック』:2001/11/24(土) 00:08
>>30
「見えて‥‥いるか、やはり、な」
さりとて”A”の頭はノリコを戦力として数えるなどということはしていない。
せいぜいが『見えるのなら敵の攻撃を避けるくらいはできるだろう』程度だ。
「いろいろ説明したいところだが、これが先ほど言った『追っ手』の『攻撃』
だ、とだけ今は言っておこう。
どうやら‥‥右足はそろそろ使い物にならなくなりそうだな」
淡々と事実だけを述べる。
「『モービィ・ディック』は‥‥駅をさしているか」
アクセルを踏む力が弱くなったためか、『車』のスピードが落ちてくる。
「もう少し‥‥止まるならなるべく『駅』に近い方がいいからな」
スタンドの右足も同様に動かないようだ、が‥‥。
「言い換えれば‥‥どちらも『左足』は動くということだ」
『モービィ・ディック』の『左足』で、アクセルをブレーキを操作する。
「とはいえこれも時間稼ぎか‥‥すまないがノリコ嬢、私の『右足』はどう
なっている?
私には全く『異常』が見えないのでね‥‥君の意見を聞きたい。気付いた
ことがあったら‥‥なんでも言ってくれ」

32 :『バイロネイア』と『モービィ・ディック』そのJ:2001/11/27(火) 22:48
「アンタの身体の中から何かが・・・・・
 『そいつ』に流れていってるのがわかる・・・・・
 『そいつ』は―――体長5cmくらいの『そいつ』は
 アンタの『何か』を栄養にどんどん増えてやが・・・・・
 おいッ!前見て運転しやがれッつってんだろがァ――――ッ!!!!」
―――ッパッパァ―――ンッ!!!ギャギャギャギャギャッ!!!!
『運び屋』はどんどん疲労が激しくなってゆく足元に気をとられていた為、
対抗車線を越えているのに気づかなかった。
木材を溢れんばかりに積んだトラックはギリギリで『車』のドアを掠めていった。
「イイからアンタは『そいつ』に集中してろッ!!
 運転はアタシがやってやるッ!!」

33 :”A”『モービィ・ディック』:2001/11/28(水) 22:04
>>32
「君の運転は‥‥すまないが遠慮したい‥‥フロントグラスのヒビ、半分
外れかけたドア‥‥燃料漏れも起こしているようだ。これ以上壊されでも
したら本当に走らなくなる」
”A”は顔をしかめる。
「対抗車線には‥‥以後、気をつけるとするよ。
それに恐らくこのタイプの”スタンド”‥‥そう、君が”超能力”と呼んでいた
ものだが‥‥これは本体を倒すのが一番早いんでね。
今足にへばりついているやつらを倒しても‥‥焼け石に水だ。
それに‥‥私に『敵』がくっついてる間は‥‥君は安全だろう?」

34 :『バイロネイア』と『モービィ・ディック』そのK:2001/11/28(水) 23:01
「まあアンタがそれでイイってんならアタシは全然かまわねーぜ・・・
 シスターが『無線』で言ってた『駅』に向かうのはいいとして・・・・
 アンタの足・・・・それまで持つとは到底思えないぞ・・・・?
 ―――ッ!なんか・・・・・なんか『ヤバイ』ぞッ!オイッ!!」
少女が声を張り上げる。
『運び屋』が少女を不思議げに眺めていると、胸の辺りが
ふいに深く抉れるのがわかった。
まるで透明な何者かに殴られたかのように―――傷口からは
真っ赤に服を染める血が流れ出していた。『モービィ・ディック』は危機を教えているのだろうが、狭い車内では
彼の忠告はさほど意味を成さないようだ。
少女が必死に暴れるハンドルを抑えている。
「だからまかせろって言っただろォ――がァ―――ッ!!
 速いトコ『そいつ』なんとかしやがれテメェ―――ッ!!」
軽く蛇行運転をしながら、車は北を目指していた。

35 :”A”『モービィ・ディック』:2001/12/02(日) 23:01
「ぐうっ‥‥‥!!」
反射的にハンドルから離した片手で胸元を抑える。
「まずいな‥‥!!
ここもでくると‥‥『モービィ・ディック』の示す『苦難』が‥‥『本体』では
なく‥‥『こいつ自身』に‥‥なってしまうッ‥‥!!」
いや、それ以前に‥‥身体が持たないかもしれない。
「止むを得ん!もう少し粘るつもりだったが‥‥『モービィ・ディック』ッ!!
こいつを叩き潰せッ!!」
見えない敵目掛けて、『モービィ・ディック』は拳を叩き込んだ。
「そして‥‥試して見るか!!」
胸元に流れ出る血を掌で拭い集め、”A”は敵スタンドがいると思しき空間に
己の血液を撒き散らす!!

36 :『バイロネイア』と『モービィ・ディック』そのL:2001/12/02(日) 23:37
「くらえッ!『モービィ・・・・ディックゥゥッ!!』」
ボグゥッ!メグシャァッ!!
『運び屋』の精神のカタチが前方の空間を殴りつける。
拳は確かに『何か』を捕らえていた。
前方の空間が一瞬不自然に歪む。
「おいッ!オメェ―には見えてねぇだろォ――がよォ―――
 『そいつ』にダメージあったみたいだぜェ――ッ!!
 もっと殴りつけてやれッ!ズタボロの雑巾と見分けがつかない
 くらいによォ―――ッ!!」
少女がハンドルを抑えながら嬉々として語り掛ける。
「・・・・・・・・・・・・・」
が、『運び屋』は沈黙を守っていた。
「おい・・・・・一体・・・・・?」
不自然な態度の『運び屋』に、少女が心配そうに語り掛ける。
「コレ・・・・は・・・・・・ッ
 ・・・くッ・・・・ダメージが・・・・・私に・・・・・ッ・・・・?!」
『運び屋』の足には、『モービィ・ディック』が殴りつけたような
痕がはっきりと浮き出ていた。
「‥‥試して・・・・見るか・・・・ッ!!」
『運び屋』が前方に血を撒き散らすと―――
なにやら人影のようなモノが蠢いているのがわかった。
一瞬で『それ』は見えなくなったが。
だがその一瞬―――またもや『人影』がパンチを繰り出してくるのが
『見えた』。

37 :”A”『モービィ・ディック』:2001/12/03(月) 00:29
「不味い‥‥な!」
『モービィ・ディック』で咄嗟に『敵』のパンチをガードしようとする。
「これは不味い‥‥この『敵』への攻撃は‥‥私に跳ね返ってくるッ!!
だが、しかしッ!!」
不精髭の伸びた口元を歪めながら、”A”は構わず拳を叩き込む!!
「どのみち動かない足だ‥‥多少壊れたところで然したる支障はないッ!!
足の一本はくれてやろう、しかしお前にはここで『途中下車』してもらうぞ!!」
そして今度は、車内の匂い消しに使っていた消臭剤の瓶の蓋を開くと、『敵』に
振り掛ける。
(そして、もう一つだけ確かめさせてもらおうか‥‥!!)

38 :『バイロネイア』と『モービィ・ディック』そのM:2001/12/03(月) 17:28
「どのみち動かない足だ‥‥多少壊れたところで然したる支障はないッ!!」
『モービィ・ディック』の拳が唸りをあげて見えない敵に襲いかかる。
自らの足に、刺すような痛みを覚えながらも『運び屋』はラッシュを止めなかった。
「足の一本はくれてやろう、しかしお前にはここで『途中下車』してもらうぞ!!」
―――が、言葉とは裏腹に、次第に『モービィ・ディック』の動きは鈍くなってゆく。
『運び屋』は『疲労』が腹部まで『這い上がって』きているのを感じていた。
それに伴い、敵の攻撃は激しさを増してゆく。
「・・・・『バ・・・イ・・・・ロ・・ネ・・イ・・・・・ア・・・・』・・・・」
徐々に、徐々に前方の『モノ』が姿を現してゆく。
何千、何万もの蟲が形作っている『それ』は
―――認めたくはないだろうが―――
『モービィ・ディック』そのものを模していた。
『運び屋』の腹部から『生えて』いるそれは、醜くうごめきながら
笑みを作ったような気がした。
「・・・・オマ・・・エノ・・・・・・ヨ・・・コセ・・・・・・
 ・・・・アッタケエダロォナァァァアアアアァアアァァアアアアアア!!!!!」
真っ赤な血を流す『運び屋』の胸部を目指して、『それ』は
激しく攻撃を繰り出してきていた。
「うおああッ!!・・・・もう一つだけ・・・・確かめさせてもらおうか‥‥!!」
ぎりぎりで『それ』―――『バイロネイア』と名乗ったのだろうか―――の攻撃を
耐えながら、『運び屋』は消臭剤を撒き散らす。
――――が――――然したる変化は見せずに『バイロネイア』は
ラッシュを繰り出してくるッ!
攻撃をなんとか防いでいる『モービィ・ディック』の腕は、
限界が近いことを教えていた――――

39 :”A”『モービィ・ディック』:2001/12/08(土) 02:16
>>39
「やれやれ‥‥いよいよか。
両足は動かず、『モービィ・ディック』もそろそろ限界‥‥」
震える手で胸のポケットから煙草を一本引き抜き火をつける。
「姿を浮かび上がらせるために使った消臭剤も‥‥無駄になってしまったな
‥‥結構気に入っていたのだがな」
胸一杯に吸い込んだ紫煙を吐き出すとノリコの方を向いた。
「まあなんだ‥‥最悪ここで君には降りてもらう‥ことになるかもな。
いつでも‥降りれる準備をしておいてくれ」
ダッシュボードの上に、『モービィ・ディック』が『首輪』を置く。
「これが『鍵』だそうだ‥‥何に使うかは知らんがね。
さて‥‥そんなに『血』が欲しいならくれてやろう‥‥あまり上等な代物では
ないが、ね」
そう言うが早いか、”A”は割れたサイドウインドウに手を突っ込むと‥‥
 
手首をガラスでかき切った。

40 :『バイロネイア』と『モービィ・ディック』そのN:2001/12/08(土) 16:57
醜く蠢く『モービィ・ディック』のパンチを 『モービィ・ディック』で
受けとめる。
――が、パワーの差は埋まるハズも無く、じわり、じわりと
心臓部めがけて『モービィ・ディック』はその進入を止める事は無かった。
『運び屋』の顔には自嘲の笑みが浮かぶ。
「まあ・・・なんだ‥‥最悪ここで君には降りてもらう‥ことになるかもな。
 いつでも‥降りれる準備をしておいてくれ」
ダッシュボードの上の『首輪』を一瞥する。
「・・・これが・・・『鍵』だそうだ‥‥何に使うかは知らんがね。
 さて‥‥そんなに『血』が欲しいならくれてやろう‥‥あまり上等な代物では
 ないが、ね」
「オイッ!テメェ―――ッ・・・・なに考えてやがるッ!!」 
声を張り上げる少女の声は無視して『運び屋』は割れたサイドウインドウに手を突っ込む‥‥
「ま・・・さか・・・・ヤメロォォォォォォ―――ァァァァ―――ッ!!!!」
躊躇いもせずに『運び屋』は自らの手を振り下ろす。

41 :『バイロネイア』と『モービィ・ディック』そのN:2001/12/08(土) 16:58
車内が一面赤に染め上げられる。
嘲笑うハロウィンかぼちゃのように『運び屋』の手首には傷跡が広がっていた。
「・・・これで・・・『ハズレ』・・・なら・・・・・」
一心に『モービィ・ディック』を睨みつけながらも言葉を発する『運び屋』。
だが、彼の身体がだんだんと冷たくなっていくのに『少女』jは気付いていた。
「『運び屋』テメェ―――ッ!!アタシを運ぶって約束しただろォ――がァ―――ッ!!
 ンなとこでくたばってんじゃぁねェ―――ぜェ―――ッ!!!
 しっかり目ェ開けて運転しろってんだよォ――――ッ!!!」
・・・・ボ・・・ギュ・・・・メギャン・・・・!だが―――蠢く『モービィ・ディック』は吹き出す鮮血には目もくれずに
向かってきていた。既に胸のあたりまで『摂り込まれて』いるのが『運び屋』には
わかった。

42 :『バイロネイア』と『モービィ・ディック』そのN:2001/12/08(土) 16:59
「やれやれ‥‥いよいよか。
両足は動かず、『モービィ・ディック』もそろそろ限界‥‥」
震える手で胸のポケットから煙草を一本引き抜き火をつける。
「姿を浮かび上がらせるために使った消臭剤も‥‥無駄になってしまったな
 ‥‥結構気に入っていたのだがな・・・」
胸一杯に吸い込んだ紫煙を吐き出すとノリコの方を向いた。
「コイツが私を『摂り込む』までにはもう少しだけ時間がかかるだろう・・・
 その間に君は逃げろ・・・・駅に・・・・なにかがあるんだろう?
 ・・・『それ』を・・・手に入れるんだ・・・・
 君の命だけは・・・・『運ばせて』もらおう・・・・・」
最後の力をふりしぼって少女に話し掛ける『運び屋』。
だが、少女は意外にも呆けた顔をしていた。
ギリギリの緊張の糸が切れてしまったのだろうか・・・・?
それともシスターから逃げる事に対して諦めを・・・・?
(違う・・・・この少女は決して諦めたりはしない・・・・・
 自分の道から目を背けたりは・・・けしてしない・・・・
 ・・・・・・・・・・ならば・・・・なぜ・・・・・・・?)「・・・・オイ・・・・それ・・・・」
妙に声の調子の外れた少女の声がやけに耳に残った・・・・

43 :『バイロネイア』と『モービィ・ディック』そのN:2001/12/09(日) 19:04
「・・・・オイ・・・・それ・・・・」
妙に調子の外れた少女の声がやけに耳に残った・・・・(・・・・・いったい・・・・なに・・・を・・・・・?・・・)
少女の目線をゆっくりと追ってゆくと・・・・
赤々と燃えるライターの火を持つ右腕――先ほど手首を切った腕に――
蠢く『蟲達』が集まってきていた。
アレほど激しかった『モービィ・ディック』の攻撃は
今では影も形も見ることはなかった。
「アッタケェ――――――ッ!!ウケケケケケカtッ!!
 ウバッテヤルゼェ――――ッ!!」
『モービィ・ディック』は――『運び屋』の右手に『入ったり』『出たり』を
繰り返していた。
しばらく走ると――駅が見えてきた。
右足、わき腹などは相変わらず動かすのも困難だったが、
他に外傷と呼べるものは少ないようだった。心臓部への攻撃は
表面を抉っただけのようで、既に血は止まりかけていた。
手首を切った『右腕』には――『蟲』がまとわりついているせいか
止血の代わりを果たしてくれているようだ。負傷部を確認しながら車を進めていると
どこかで見たようなバイクが目に入る。
近くにいるのは―――

44 :”A”『モービィ・ディック』:2001/12/10(月) 01:59
>>43
「‥‥ふむ」
”A”は手首にきつくハンカチを巻きつけ、鼻を鳴らすと‥‥
 
SE:ドン!!
 
例の”バイクの男”を車で跳ね飛ばした。
とはいえスピードはかなり落ちていたので死にはしないだろう。
足を引きずりながら、車から降りる。
「いやすまない‥‥ちょっとばかり『疲れて』いたんでね‥‥ブレーキを
踏むタイミングがが少しばかり遅れてしまったよ」
いけしゃあしゃあとそんなことを抜かしながら、さらに男に近づく。

45 :『バイロネイア』と『モービィ・ディック』そのO:2001/12/10(月) 16:49
バイクと仲良く法隆寺で出会った男は派手に吹き飛ばされた。
地面に落ちてピクリとも動こうとはしない。(はぁ―――ッはぁ――――ッあのヤロウ・・・・俺のバイロネイアが
 捕まってるじゃあねェ――かッ!クソッタレがぁ―――ッ!
 はぁ―――はぁ―――・・・・
 落ちつけ・・・・・冷静になるんだ・・・・
 俺のバイロネイアは標的の熱の最も高い場所を探知して攻撃する
 遠隔自動操縦だ・・・・今はあのクソッタレのライターのせいで
 くびり殺すことができねぇようだが・・・・ククク・・・・
 ぜぇ―――ッぜぇ―――ッ・・・・もっと近づいてこい・・・・
 倒れたバイクから漏れだして辺りに広がったガソリンで火を放ってやる・・・
 はぁ―――ッはぁ――――ッ・・・・俺が焼け死ぬよりも先に・・・
 あのクソッタレが摂り殺されるのが先ってワケだぜぇ―――・・・
 こいッ!俺の生死を確かめにもっと近づいてきやがれッ!!
 このイモヤロウがぁ―――ッ!)
 
 
 
『運び屋』との距離は現在10メートル!
急がないとそろそろ騒ぎを聞きつけた駅員が駆けつけてくるだろう・・・

46 :”A”『モービィ・ディック』:2001/12/11(火) 00:06
>>45
「‥‥‥ん?」
あと8メートルといったところで、”A”はぴたりと歩を止めた。
「‥‥ふむ、そうか。『もう少し左』か‥‥」
そう呟くと、左に五歩ほど移動してから更に前進する。
「いや‥実際危なかったよ‥‥最後の最後まで『攻撃』の『スイッチ』を私
は誤解していたわけだからな」
赤々と火を点す『ライター』を持った右腕を差し上げた。
腕には無数の『蟲』たちがへばりついている。
「なんというか‥‥一度覚えた物の、最も『温度』が高い場所を自動攻撃
する‥‥それがお前のスタンド‥‥『バイロネイア』とか言ったかな?それ
がお前の能力というわけか。ところで──」
そこで一旦、言葉を切る。
「いつまでそこで寝転んでいるつもりだ?風邪を‥引いてもしらないぞ?」
そう言った途端、周囲に大量の『水』が降り注いだ。
「『モービィ・ディック』が示した進路の先には‥‥『消火栓』があった。
すなわち『消火栓』が『苦難』さけるのに必要だったということだ‥‥」
跳ね飛ばされた男のバイクが、『消火栓』をへし折り水を噴出させている。
しかし『モービィ・ディック』に、すでに『水を被らずにずむ進路』を示された
”A”の身体には、一滴の雫もかからず当然ライターもそのまま火を点して
いた。
道路を流れるガソリンもどんどん洗い流されて行く。
「さて‥‥私の『モービィ・ディック』は、スピードはともかくパワーは十人並み
だ。お前が再起不能になるまで何発殴ればいいのか検討がつかん。
とりあえず‥‥なんだ、その、やりすぎてしまうかもしれんが‥その辺は勘弁
してくれ」
 
 
叩きのめす。

47 :『バイロネイア』と『モービィ・ディック』そのP:2001/12/12(水) 00:27
ドドドドドドドドドド・・・・・・!!!
うつぶせに倒れたままの男にゆっくりと近づいてゆく『運び屋』。
「そちらが起き上がらなくても・・・
 私はお前を殴るのを止めたりはしないぞ・・・・・」
ゆっくりと、しかし確実にその足を進めてゆく。
ほとんど動いてくれない左足を使って歩くのは困難を極めたが
たかが10数メートルの距離だ。
『進路』に沿って進むだけの力くらいは残されていた。
「フフ・・・・そして・・・・」
「うるせぇああああああああああああああ!!!!!!!!
 くたばれダボがぁぁああああああああ!!!!!!!!!」
『運び屋』が『男』と接近したその瞬間!
『男』がガソリンが染み込んだ自らの服に火を燈して
殴りかかってきた。
抱きついた、と『男』は思った――――
確かに足音のする方向に飛びついた筈なのだ。
足を引きずるな音に向かって―――
『男』が次の瞬間目にした物はボロボロのコートだった。

48 :『バイロネイア』と『モービィ・ディック』そのP:2001/12/12(水) 00:28
「高かったんだがね・・・・」
「―――ハッ!」
背後の声に『男』が振り向くと同時、『運び屋』の精神のビジョンが
その拳を振り下ろしていた。
―――ドグシャアッ!!
「さて‥‥私の『モービィ・ディック』は、スピードはともかく
 パワーは十人並みだ。お前が再起不能になるまで
 何発殴ればいいのか見当がつかん。
 とりあえず‥‥なんだ、その、やりすぎてしまうかもしれんが‥
 その辺は勘弁してくれ」
「てっ・・・テメぇ・・・騙し・・・・」
「『モォォ―――――ビィィィィィ・・・・・・・・!!!!!
         ・・・ディィィィィ―――――ックゥゥゥゥアアァァァッ!!!!!!!!!!!』」
『男』の言葉を遮って『モービィ・ディック』がラッシュを叩きこむッ!
拳の全てが『男』の身体に吸いこまれるようにヒットするッ!
「ぅぁうぅごめしゃばあああああぁぁあああぁあああ!?!!!!」
『男』が草藪に向かって突っ込んでいった。
「・・えと・・・・なんだって・・・?
 よく聞こえなかったんだが・・・もう一度話して・・・・くれないだろうな・・・
 さて・・・・我々が乗る『電車』は・・・・何番ホームだったかな・・・」
力を取り戻した右手を耳に当てながら『運び屋』はひとりごちる。

49 :『バイロネイア』と『モービィ・ディック』そのP:2001/12/12(水) 00:30
「・・・テメェ――・・・やるときはやるんだな・・・」
走って追いついてきた少女が恐る恐る『運び屋』に話し掛けてくる。
「なんとか『電車』に間に合えばいいんだがね・・・
 急ぐとしよう・・・・『鍵』を何に使うのかさえも私達はわかっていない・・・」
「・・ンなこたァわかって・・・ってやっべえぜェ―――ッ!
 人が集まってきやがったッ!!グズグズしてんなドンガメがァ―――――ッ!!」
言うが早いか、少女はホームに向かって駆け出した。
「やれやれ・・・手のかかるお姫様だ・・・・」 
コートについた埃を払いながら、『運び屋』は『進路』に向かって歩き出した・・・・・ 本体名:リーグ・メイト スタンド名(バイロネイア)再起不能(リタイア)
                            →to be continued....

50 :『幕間』:2001/12/12(水) 03:16
「しかしよォ‥いくらなんでも手首切るかフツー‥‥」
巻きつけていたハンカチを縛りなおす”A”を横目で見ながら(利き腕でない
ほうの手でやっているためか、縛るのに四苦八苦していたが)、なかば呆れ
たようにノリコが言う。
「結果オーライで倒せたからよかったものの‥‥死ぬかもしれねーとか
考えなかったのか?」
ノリコの問いに、”A”は困ったように頭を振った。
「何故かな‥正直よくわからん。気がついたらやっていた。ただ‥‥」
「‥‥ただ?」
「ああすれば‥‥君を護れると思ったんだ‥だからかな」
そう答えると、舌打ちをしてまたハンカチを巻きなおそうとする。
「‥‥‥‥‥‥‥」
その手をぐい、とノリコは乱暴に掴むとハンカチを”A”の手首に巻きつけた。
「‥‥ありがとう」
「こんなとこでくたばられて困るのはアタシだからな‥ヘンな勘違いすんじゃ
ねーぞ」
「?ヘンな勘違い?」
「‥‥‥もういいテメーはやっぱただのバカだ。黙ってろ。
‥‥‥と、終わったぜ」
ノリコが手首を縛り終えると、”A”は懐から何かを取り出した。
「なんだそりゃ‥‥携帯?」
「そう‥あの『追っ手』の携帯だ‥‥もしあの男が他の『追っ手』とこれで
連絡したことがあったら‥‥手がかりになるかもしれん」
「‥‥つーか何時の間にギってきたんだ?」
「あの男が飛びつこうとしてきた時にな‥‥『モービィ・ディック』はスピード
と正確な動きには自信があるのでね」
  
 
こうして二人を乗せ、『列車』は新たなステージを目指す。
そこにある『未来』を信じて──
  
 
                            ___________|\
                          [|[||  To Be Continued    >
                             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/

51 :『夢見る少女じゃいられない』:2001/12/12(水) 23:27
先ほどから降り続いていた彼の神経を著しく害していた
冷たい冬の雨があがる。
傘を越えて髪にまとわりついてきた雨を五月蝿そうに
辺りに撒き散らすと、彼は人気の少ないホームをゆっくりと歩き回る。
否―――歩くという表現は適切ではないだろう。
彼が以前歩き回るために使っていた『モノ』は既にこの世には存在しないのだから。
今ではお飾りのような『モノ』がくっついているだけだ。
おそらく今後自ら大地を踏みしきることは2度とできないであろう事を思いだし、
軽くため息をつく。
彼は腕を動かして『歩いて』いた。
人気の無いホームでは彼の姿はやけに目立つ。
人々の憐れみや好奇の視線を無視しながら彼は電車を待った。
ジリリリリリリリリリリリリリリリ!!!!!!!
「5番ホームに.〇〇行き、上り列車『つばさ8号』が入ります。
 お乗りの方は白線まで――――」
けたたましいベル音と共にしゃがれた駅員の声が響いてくる。
時刻どうりに電車がホームへと入ってくる。
身を切るように冷たい風が今は何故だか心地よかった。彼は―――車椅子に乗っていた。

52 :『夢見る少女じゃいられない』:2001/12/12(水) 23:28
スイッチを入れると、自動的にある程度の高さまで上がってくれる。
(高い金を払って購入した愛車だ。せいぜい役にたってもらわなくては・・・)
彼が電車に乗りこむと同時、背後から騒々しい声が聞こえてきた。
「何度も同じ事言わせてんじゃねェ―――――ッ!!
 コレが『正解』だってどぉしてテメェ―にわかるってんだこのトンチキがァ―――ッ!!」
「イヤ・・・『モービィ・ディック』が鍵を使うものを教えてくれるワケではないのだが・・・」
「だったらンなモン持っていってどうしようってんだボンクラァ――――ッ!
 コレが罠だって考えたりはしねェ――のかッ!こォの・・・・!!」
若い男女―――というよりも兄妹といったほうがいいのだろうか。
元気な妹を兄が手に余しているような・・・そんな印象を『彼』は受けた。
しばらく揉めていたようだが、直に少女のほうが折れたのか静かになった。
「わかってんのかッ!!アタシが捕まったら―――!」
「―――ッ!(だれかに聞かれたらマズイだろうッ!?小声で話してくれノリコ嬢・・!!」
帰ったのか―――と、思ったら後ろの車内で同じ声が聞こえた。
どうやら騒々しいあの二人も同じ電車に乗ったらしい。
と、二人を意識しながら電車に乗りこんでくる若い男が目に止まる。
『彼』の職業柄―――『男』の任務は容易に想像がついた。
さりげなく『男』を目で追っていると、どうやら『彼』と同じ車内から
二人を見張るつもりらしい。
つい最近足を無くすような危険な仕事に出会ったばかりだが―――
どうやら『彼』には災難のほうから寄って来るらしい。
(さて・・・・どうしたものか・・・・)

53 :ユニオン『U13inMJQ』(車椅子):2001/12/13(木) 19:29
さりげなく『男』を目で追いながら……。
「…………」
(『ストーキング』か、さて…どうしたものか……まあ、俺もそうそうトラブル
 になんか巻き込まれたくないし関わりたくもない…今後の俺の残りの人生考えたら…
 ここはやっぱ『スルー』が一番だろ…あの仲の良さそうな『兄妹』には少し酷な気もするが
 世の中には絶対に敵には回していけない人種がいるってことを知らなかった彼らが悪い。
 まあ運が悪かったと思って諦めるんだな…………・…………・……………・・……………
 ………………・・・……………・・・・……・・・・・・ん?……なんであの『男』は
 『ストーキング』なんかしてんだ?しかも、たった『1人』で……『2人』に対して『1人』の
 『ストーキング』なんて聞いたことがない……もしかしてどこか近くに味方でもいるのか?……
 (あたりを軽く見渡す)………関わらない、関わらない…ちょっとだけ…ちょっと近づくだけ…
 やばくなったらすぐに逃げ……れますように……)
キャリ…キャリ…キャリ…  
『ユニオンの車椅子』は『男』に少しづつ近づいていった……

54 :『ベーシック・エレメント』の謎:2001/12/14(金) 11:12
閑散とした車内では『彼』の車椅子は余計に目立っていた。
『男』はドア越しに隣の車両を覗くと、注意深げに辺りを探っている。
12月にも入ると確かに厚着のコートが恋しくなる。
目の前の『男』もまた例外では無いらしく、口まで隠れるマフラーに
大きなダウンジャケットを身につけていた。
と、『男』が2Lのペットボトルを手にしているのに気付く。
ミネラルウォーターだ。
(・・・この寒い中、しかも厚着をしていてミネラルウォーターだと・・・?一体・・・)
『彼』は用心深く『男』に対して探りを入れる。
既にその距離は10メートル程になっていた。
コレ以上の接近は『男』の警戒網にひっかかってしまうだろう。
何の気なしに窓の外を見やる。
『男』に対して不信感を与えない為にとった行動だったのだが―――
『彼』は驚きに目を見張る。
いつの間にか、窓ガラスがどんよりとした灰色に変わっていたのだ。
『彼』の歴戦の『勘』が、コレ以上の接近は『危険だ』と告げる。
(この車内・・・・何かが―――何かがおかしい・・・・・ッ!)
うっすらと、『男』の側に佇む影が見えた気がした・・・・・・・

55 :ユニオン『U13inMJQ』(車椅子):2001/12/15(土) 10:55
ユニオンは大きく深呼吸をし冷静を保とうとする。
「………ふう。」
(……関わっちまった。ヤバイだろ、これは。この車内、あの
窓ガラス、そしてあの側に佇む影…『スタンド』、この電車は
既にヤツの『領域』なのか?…となると、俺が今すべきことは
ヤツを『見る』こと、『観察』…唯一の救いはアイツは
 まだ俺がスタンド使いであることを知らないって事だ…
確かにこれ以上は『危険』だが裏を返せばまだ『安全』
このチャンス…どう生かすか…)

心を落ち着かせるとユニオンはある2つの『決心』をした。
…俺はけしてその場を動かないということ。そして、自分の
スタンドはギリギリまで『発現させない』ということを…。
…ユニオンは2つの『決心』をした。

56 :『ベーシック・エレメント』の謎:2001/12/16(日) 22:33

『窓』の変色はどんどん進行しているようだった。
既に二人の乗る車内には灰色の窓は存在しなかった。
辺りを慎重に覗っていると、更なる『異変』を見つける事が出来た
『男』の最も近くに座っていた女性の様子がおかしい。
なぜなら―――先ほどから全く『動いて』いないのだ。
(瞬きさえも・・・・していない・・・ッ?!)
『彼』は自分の口内になにやら異物が入っているのに気付いた・・・

57 :ユニオン『U13inMJQ』(車椅子):2001/12/17(月) 20:00
現在の状況に対して。
「……!」
(おいおいおいおいおいおい……何なんだよコノヤローは、
 思いっきり無差別じゃねーか…車両丸ごとかよ。
 ……あの『兄妹』一体何やったんだ?)
『口の中の異物』に対して。
『口の中の異物』に気づき反射的に『それ』を吐き出そうとする。
「……なっ!」
(…『これはっ!』一体いつのまに!?…こいつ一体何を!?)

(もし『異物』が出たら)
『異物』を観察しその後、『男』の方に視線をうつす。

58 :『ベーシック・エレメント』の謎:2001/12/18(火) 11:57
カラン・・・
乾いた音を立てて『小石』が『彼』の口から飛び出した。
何の変哲も無い唯の『小石』のようだ。
と、その音に気付いて『男』が振り返った。
「フン・・・『車椅子』か・・・まあお前も直にこうなるから
 安心してろ・・・・」
言うが早いか『男』は近くにいた女性の身体を『スタンド』の
拳で殴りつける。
まるで廃棄されたビルがクレーンで壊されるかのように
女性の身体は『砕け散った』。
「3号車は既に『完了』した・・・この『先頭車両』が『出来あがれば』
 もうあいつ等の『逃げ場』はどこにも無い・・・
 ゆっくりと『固めて』やるさ・・・・」
『男』は再び2号車の観察へと戻る。
既に乗客のほとんどは―――立っている人が多かったが―――
その様子を変貌させていた。
小石を吐き出した『彼』はすぐさま喉の奥から再び『小石』が 
込み上げてくるのを感じていた。
心なしか、車内の照明が暗くなっているような気がした・・・・・・

59 :ユニオン『U13inMJQ』(車椅子):2001/12/19(水) 18:53
(…今日は『雨』だったな…たしか、だから俺は『傘』を持って
 ここまで来た…『雨』に濡れないように…
 勿論、今も左手に持っている、60cm程の『まだ乾いてない傘』を…)
小石とバラバラになった女性を見て。
「……」
(…既に状況は動き出しているようだ。…ヤツの『スタンド』が
 『無差別』だと分かった以上、俺は動かなければならない…
 『俺はここを動かない』という『決心』などはもう意味をなさないらしい
 行動しなければ『俺は確実に死ぬ』
 …それに近づかなければ今の俺は攻撃さえできないしな…)
ユニオンは『濡れた傘』をもって無言でゆっくりと『男』に近づいていった…
(俺の考えが正しければ…この『傘』が何らかの反応を示すはず…)

60 :『ベーシック・エレメント』の謎:2001/12/20(木) 17:00
無言で、ゆっくりと『男』に近づいてゆく『彼』だったが
『傘』は無情にも音をたてて『彼』の接近を『男』に知らせてくれた。
傘についていた小さな水滴が『固まって』床に落ちた音だ。
そして『彼』には『観る』事が出来た。
(先ほどまでは埃としか思っていなかった『モノ』―――
 車内の照明が暗くなったのも恐らくは『コレ』のせいだ。)
黒い塵状の『モノ』が『男』の傍らから絶えず噴出していたのだ。
『男』は再び『彼』に向かって振り返った。
「『カラス』っているよなぁ〜
 あいつ等は非常に頭が良くて何でも食らう。
 そして仲間意識が一段と強い。
 最近この街でも急速に増えてきてやがる・・・・・・
 何かに・・・・『似ている』とは思わねぇかぁ〜〜〜?ええ?オイ」
『男』はゆっくりと手にしたペットボトルを床に置く。
『彼』の口には再び小石が溢れかえっていた・・・・・・

61 :ユニオン『U13+F・S』(PTB式ISAC&車椅子):2001/12/21(金) 20:26
さらに男に近づく…
「…さあな…何のことか分からないな…うっ!」
『がはっ!』
ユニオンは口の中から完全に『小石』を『手』に吐き出すと
その『息』…『呼吸』を止めた…
(なるほどな…完全に読めたぞこいつの『能力』は
『水』を『石』に変える…俺はこの『黒い塵』を
気づかない内に吸っていたたというわけだ…それが
あの『小石』・・あの女性に早く効果が現れたのはこういう理屈か
…そして、『ペットボトル内』の『水』がまったく変化しないのも
…全て…ならば、答えは一つ…この『黒い塵』を吸わなければいい
…『簡単だ』…俺はこの『息』を止めていられる『限界時間』内で
この『災禍の中心』である『ヤツ』を倒す…何の問題も無いな…)
『口』の中から出てきた『小石』を『ユニオン』は
『男』の『目』に向かって投げつけた!

62 :ユニオン『U13inMJQ』(車椅子):2001/12/21(金) 23:15
いまごろ名前間違いに気づいた。
まあ、間違いというかなんというか…
とりあえず訂正。

63 :『ユニオン・サーティーンの逆襲』:2001/12/24(月) 00:11
「息を止めたか・・・『霧』が見えているな・・・・
 忌々しいクソッタレのカラスと同様・・・お前も『スタンド使い』ってわけか・・・
 更に・・・俺のスタンドの特徴をこんなに短時間で見破る・・・
 かなり経験豊富なヤツ・・・・・
 『あいつら』とは別行動をとって追手を確認していたのか・・・・?」
『男』が大きなマフラーで隠れた口から発する――くぐもった声で話し続けている。
「だが・・・俺の『霧』が見えてるってことは・・・・
 わかってるんだよなぁ・・・」
だんだんと距離を詰めてくる。10メートル・・・8メートル・・・
(今だッ!くらえィッ!)
吐き出した『石』を『彼』は『男』の目に向かって投げつけたッ!
が―――『石』は『男』の身体に触れることはなかった。
『男』の精神が形作ったモノがその姿を現し、迫る石を弾き飛ばしたのだ。
「『ベーシック・エレメント』と俺はコイツを名付けている・・・・
 スピードはそんなに自信がないんだが・・・アンタの『スタンド』も・・・
 どうやら『同じタイプ』のようだな・・・?ええ?オイ・・・」
・・・・5メートル・・・
「お前が『スタンド使い』とわかったからには・・・石像にする優先順位は
 決まってくるよなぁ〜〜〜!!!」
『男』が『ベーシック・エレメント』と呼んだ『モノ』は両手を『彼』目掛けて構えた。
「フフフ・・・・『煙』を集中させることだって出きるんだぜェ〜〜〜〜〜ッ!!!」
今にも煙が噴射されそうだというのに、直にもその場を離れる必要があるというのに、
『彼』の身体の動作は妙にぎこちなくなってきていた。
(ま・・・さか・・・・・・コレは・・・・・ッ!)

64 :ユニオン『U13inMJQ』(車椅子):2001/12/25(火) 03:50
(まさかコレはッ!……『汗』かッ!…俺の体中の『汗』に反応して!
…こいつ…ここまで計算して…もはや一刻の猶予もないッ!
…こいつの能力は既に理解しているっ!
出すぞ!『スタンド』を!!…『一瞬』でケリをつける!)
「……!!」
(…『U13』!!)
『ベーシックエレメント』に向かってダッシュ!一気にその距離を縮める!
同時に持っていた『傘』を『ベーシックエレメント』に向かって
広げる!これで集中した『煙』の直撃を『防ぐ』!

65 :『ユニオンサーティーンの逆襲』:2001/12/26(水) 17:55
「ばかがッ!覚悟を決めたかぁ〜〜〜〜ッ!!
 足の先まで石にして砕いて川原にぶちまいて
 どれがお前のカケラなのか近所の鼻垂れガキに探させてやるぜぇ〜〜〜ッ!」
近づく『彼』に対し、『男』の指先から粉が吹き掛けられる。
(―――――!―――今だッ!)
『粉』が身体を覆う瞬間に―――『彼』は背後に隠していた
愛用の傘を取り出し、『壁』にした。
「マヌケかぁ〜〜〜〜ッ!『石』になるのが1秒遅くなっただけだろうがぁ〜〜〜ッ!
 ウショリャアアアアァァァァアアアアッ!!」
『男』が彼の広げた『傘』ごと突きの連打を浴びせた。
『傘』の抵抗も虚しく一瞬で布と骨組みとに分解された。
当然『彼』の姿が『男』の前に曝け出されて――――
「――――居ないだとォ〜〜〜ッ!
 一体どこに・・・近くに隠れる場所はねぇ・・・
 となれば・・・・コレがお前の『能力』ってワケかァ〜〜〜」
メグシャァッ!

66 :『ユニオンサーティーンの逆襲』:2001/12/26(水) 17:58
半分『石像』になりかけていた『中年』の胸を『男』の精神のカタチが貫く。
溢れ出る鮮血は中年の全身を覆うが、すぐさまその性質を変え
後には一つの石像が『出来て』いた。
「ど・こ・に・い・る・の・か・なァ〜〜〜〜?オイッ!」
『男』が闇雲に(そう『彼』は思った)彫像を振りまわす――――
(―――馬鹿なッ!防げッ!『ユニオンサィーテーンッ』!!)
闇雲に振りまわしたと思った『彫像』は寸分違わず『男』の背後に
まわりこもうとしていた『彼』を捕らえていた。
勢いのついた『彫像』はスタンドで防いだとはいってもかなりの衝撃と
共に『彼』を吹き飛ばしていた。
「おおっと・・・正解だったなァ〜〜〜〜さあて・・・どこに隠れたァ〜〜〜?
 へへへ・・・・」
『彼』を探しているふうの言葉とは裏腹に、『男』は確実に
『彼』の方へと向かっていた。
(一体・・・・・どうやって・・・・・ッ!マズイぞ・・・・そろそろ息を止めているのも
 限界だというのにッ!何故・・・・ッ!)
焦る『彼』をあざ笑うかの様に、車内には『黒粉』が舞い散っていた・・・・

67 :ユニオン『U13inMJQ』(車椅子):2001/12/26(水) 19:25
男に対して語りかけ時間を稼ぐ。
「…『探知』しているな?…『俺』自身を…まったく…
悪いが一度や二度じゃあない…こんな目に会ったのは…
…一つ聞くが俺に近づいてくるのか?俺を『探知』できる
ということは…逆にいえば『俺』しか『探知』できてない
ということだ…手品でよくあるだろ?大衆の面前でネタを隠す方法…
そろそろ…理解できたか?…だがもう遅い!!
やれ!『透明』なる『ユニオン13』!!」
『男』が吹き飛ばしたのは『ユニオン』のみだった!!
『ユニオン』は『そのスタンドを』吹き飛ばされたときに
『男』の傍に『配置』していた!!『男』が『ユニオン13』
より後ろに下がった瞬間!!『透明』なる『ユニオン13』の
ラッシュがその無防備な背中に直撃した!!
パワーCスピ―ドB精密B射程『A』
「シャアアアアァァァァッッッッッ!!!!」
「………」
(『ユニオン13』には足がない…動けない『ユニオン13』の
『一度』しか使えない『最終手段』だ…)

68 :『ユニオンサーティーンの逆襲』:2001/12/28(金) 23:41
ギィンッ!
まるでブ厚い大理石の床を金属バットで殴ったような音と共に、
『彼』の手には激痛が走る。
(『石』を叩いているかのような――――ま・・・まさかッ!)
ボグメグシャァッ!
考えるよりも早く『男』の握る凶器は『彼』の精神を横から殴り飛ばしていた。
下卑た笑みを含みながら『男』が振りかえる。
「間抜けかぁ〜〜おまえ・・・・
 俺の『ベェーシック・エレメント』の『粉』なぁ・・・既に車内に飛び散りまくってるのは
 『見えて』たんだよなぁ・・・気付いてなかったのかトンチキがぁ〜〜ッ!
 床にも『粉』はうっすらと積もってんだぜッ!
 『見えなくなる』のが能力なのか?オイ・・・
 動く足跡がありゃあだれだって見つけだせるだろおがぁ〜〜ッ!!
 もうちょっと脳味噌たりてりゃあ長生きできたのになあ〜〜
 お前の間違いはたった一つだぜえ〜〜
 俺があいつ等の追手だったってことだ・・・
 いや・・二つに訂正だな・・そもそもあいつ等の仲間したことが間違ってたか・・・・
 とにかくお前にコレ以上かけてる時間がもったいねェからなあ〜〜
 そろそろお開きにしようやッ!
 よおっく振ったコーラを空けるよおにィ〜〜〜〜
 全身の血液ぶちまけてくたばりやがれェ〜〜〜ァァァアアアアァァああアアアア〜ッ!!!」
縦に伸びる手すりに向かって『男』は彫像を叩きつけた。
その衝撃は彫像を叩き壊すだけに留まらず、『彼』の精神に向かって
彫像の体内に残っていた『血液』を浴びせ掛けるッ!
「外にでた『血液』はァ〜俺の『粉』とあわさってェ〜〜〜!!」
(――――や・・・ばいッ!)
振りかかる凶弾は『彼』の精神の目前にまで迫っていた。

69 :ユニオン『U13inMJQ』(車椅子):2001/12/29(土) 23:44
(やばいッ!ガードしろ!『ユニオン13』)
凶弾が『ユニオン13』に直撃する!
同時に『ユニオン』の体もそれと同様のパワーで吹き飛ぶ!
『ガシャアァァンン!!!』
「グハアアァァァッッッ!!!」
大音響と共に『ユニオン』の苦しみの声が車内に響き渡る…
そして、『ユニオン』と『ユニオン13』はそれぞれ車両の端と端に吹き飛ばされる。
(だが…たどりついた…ようやくここまで・・・『ユニオン13』は辿りついたっっ!!)
『ユニオン13』は『男』が置いた『2Lのペットボトル』に手を掛ける…
「…同感だよ…俺も…こんなことは今すぐ『お開きに』しなければならない…
 まったく同感だ……がはっ!!」
口の中の『石』を取り出し『男』に投げつける!!
同時に、『ユニオン13』は『ペットボトル』の『栓』を開け、逆さまにする!
逆さまにされたことで『ペットボトル』から流れ出た『水』はこの電車内に蔓延する
この塵が付着することで『石の槍』が生成される!
「…この塵は受け入れるべきだったんだ・・・攻略しようとか・・・
 乗り越えようなどとは考えずに・・・あんたが俺を見つけるために
 利用したように……俺も……そういえばこの『槍』はスタンドも突き刺せるんだったな
 ガードでもしてみろよ…ガードした腕ごと『突き刺してくれる』…くらえっ!!…」
そして今!『ユニオン13』はこの『石の槍』を『スタンド』に向かって投擲する!
「グォォォォォォォッッッッッ!!!!」
パワーCスピードB精密B

70 :『ユニオンサーティーンの逆襲』:2001/12/31(月) 04:21
ズボシャァッ!
『槍』は男の顔を貫く寸前で止まっていた。
「イデェエエエエエェなァあァァアアオイ・・・・・・
 やってくれるじゃあねえかああああああああああああ!!!!!!!!」
涙を流しながら怒りのままに声を荒げる『男』。
その目には狂気の光が宿っていた。
「あらかじめ固めておいたパーカーを着込んでおいてよかったぜえ〜〜!
 だが!クソッタレえええええええ!!
 俺の腕が!腕が!!めちゃくちゃイテェじゃねえええええええかああああああああ!!!!
 便器を舐めてそのまま水を飲み干すくらい屈辱じゃねえかああああああああ!!! 
 死ね。俺の苦痛を10不可思議倍にして返してやるよ。
 たあああああのしみいいいいいいいいいだなあああああああああ!!」
腕を深深と貫いていた槍を引き抜くと、そのまま『窓』に向かって投げつけた。
ボギャアア――――ン!
ガラスが割れるような、石が割れるような不思議な音が車内に響く。
それと共に雨が――――降りこんできた。
風が流れている。『男』から『彼』の方へ。
(ま・・・・さ・・・・・か・・・・・!!)
『男』の後ろにいた『彼』には見えていた。
(最初の破片はユニオンを攻撃するものではなかったッ!
 窓を―――ユニオンの側の窓を割るために破片攻撃をッ!)
「そろそろ――――固まれや」
『男』が雨混じりの風の中に手を入れる
ゆっくりと死の灰が溢れ出す・・・・・・・

71 :『ユニオンサーティーンの逆襲』:2002/01/01(火) 01:06
とりあえず今までわかったこと含め現状確認。
1.敵の能力の名前は『ベェーシックエレメント』
2.その能力は吹き出す『粉』と『水』とを合わせて石にすること
3.本体にもこの効果は発揮される。
4.『粉』は指先から噴出される。
5.以降、現状確認。電車の中で戦闘中。時速は80〜100キロ程度
6.外は雨。ユニオンの側の窓を割り、『男』の側の窓を割ったので雨風はユニオンの方へ流れる。
7.割った時の雨風で車内の粉はユニオン(本体)付近以外は飛び散っている。
8.ココからは図解
      窓←ユ←雨風粉石←粉←男腕←風雨←窓
9・こんなカンジ。質問あれば番号とかでお願いします

72 :ユニオン『U13inMJQ』(車椅子):2002/01/01(火) 21:06
グシャ……
突然『男』は背中に鋭い痛みを覚えた…
そして…背中から何か暖かいものが流れているのを感じた…
…『姿』は見えないが車椅子の『車輪の跡』が『男』のすぐ傍の床まで
ついているのに気づいた…そして『何もない空間』から声だけが響く…
「…『今すぐお開きにする』…そう言わなかったか?
 …俺は俺のスタンドが固まるまでなんて待っていられないな
 …今すぐ終わらせる…そのままくたばれ…クソ野郎…」
『ユニオン』はその『透明な物体』に力を込め
『敵スタンド』に『透明な物体』を押し込む…
「…パーカーを固めるのはいいアイディアだったが…
スタンドの『ラッシュ』を喰らったのは『失敗』だったな…
そういうのは最後まで隠さないと意味がないんだ…
『スタンド』を攻撃されてこういう結果になる……
 …もう終わりだな……『チェックメイト』だ…」
『敵スタンド』の体内から『透明な物体』を引き抜き…
『敵スタンド』の『脳天』に思いっきり突き刺す…

73 :ユニオン『U13inMJQ』(車椅子):2002/01/01(火) 21:08
>>72について
『あの時』…『ユニオン13』が『石の槍』を投げた『あの時』…
『石の槍』は…『2つ』存在し、その『2つ』ともが
『ユニオン13』によって同時に投擲されていた。
そう…『石の槍』は2つあった!
『敵スタンドに投擲した一本』と『透明にしたもう一本』!!
『敵スタンド』に投擲した『一本』は『フェイク』!!
『透明の石の槍』の存在を敵に気づかせないために!
『一本』は敵の腕に突き刺さることでその視線を逸らさせ
『もう一本は』本体ユニオン側の車両と車両を結ぶ『扉の窓ガラス』に突き刺さる!
『ユニオン13』が『透明』にもかかわらず『大声で叫んだのも』!!
ガラスの破壊音を隠すために行った『トリック』だった!!
そして、この『マジックのトリック』は!『ユニオン』と『ユニオン13』を
車両の両端に分断した時点で既に『完成』していた。
『片方が目立ち敵をおびき寄せ視線を注目させてもう片方がそのトリックを完成させる』
この『マジックのトリック』は射程『A』の『スタンド』の特徴ゆえに!
既に完成していたのだ!!

74 :『ユニオンサーティーンの逆襲』:2002/01/06(日) 19:17
自分の流した血を自分の目で見つめる。
そう珍しくはない体験だが、当然気分の良いものでもない。
こと、現在の状況を考えれば―――――
「おおおおおオレのおおおおおおお
 血イイイイイイイイいがアアアアアアアアアア!!!!!!!!」
二つ目の『槍』は確かな手応えと共に『男』の胸を貫いていた。
「…『今すぐお開きにする』…そう言わなかったか?
 …俺は俺のスタンドが固まるまでなんて待っていられないな
 …今すぐ終わらせる…そのままくたばれ…クソ野郎…」
……ズズ………
手に触れる暖かな死の―――イヤ、生命のしぶきを感じながら
『彼』は握る槍に力を込めてゆく。
「イデエエエエエェエエエエエェだろおおおがアアアアッ!
 このクソやろうがああああああッ!
 オレの血でッ!テメエも彫刻になりやがれエエぇあああああああッ!」
『男』の両腕は『彼』に向けられていた。
しかし『彼』はその場を動こうとはしなかった。
それどころか更に『槍』を押し進める―――
「気付かないのかッ!お前が作り上げたこの状況が!
 既に俺の勝ちを決めていることに!
 お前の『煙』は車内に吹き込む風の為に車内からは消え去ってッ!
 新しく吹き出す『煙』もその照準を定めることは不可能だッ!
 …もう終わりだな……『チェックメイト』だ………!」
「ォォオオのォォォおおおおおおれァぁぁぁあああああああ!!!!!」
・  
・ 
・ 
不気味なほどの静寂の後、男の身体が崩れ落ちる。
彼の『作品』達も徐々にもとの姿を取り戻してきていた。

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